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12月28日 5時40分
日本郵便の宅配便、「ゆうパック」で先月配達された荷物の数は、前の年の同じ月と比べて25%増え、11月としては過去最高となりました。会社では、ネット通販の拡大などが背景にあると見ています。

日本郵便の発表によりますと、先月、ゆうパックで配達された荷物の数は8101万個で、前の年の同じ月と比べて25.9%増えました。配達数は11月としては過去最高でした。

日本郵便によりますと、ネット通販の拡大のほか、フリマアプリを使って中古品を売買した個人の荷物が急増したということです。

また、宅配大手の「ヤマト運輸」と「佐川急便」が11月までに相次いで個人向けの宅配便などの料金を値上げしたため、ゆうパックの利用が増えたのではないかと見ています。

宅配便は、12月が1年で最も多いピークになりますが、ゆうパックでは年末で荷物が増えたことなどから、今月に入って一部で配達の遅れが出ていました。

日本郵便では、今月いっぱい、大量の荷物の取り扱いが続くものの、人員を増やすなど体制を強化しているため、大きな遅れは起きていないと説明しています。