盗撮の三重県職員を停職処分 「異動かなわずストレス」
12/28(木) 11:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00001615-isenp-l24

 スマートフォンのカメラで女性のスカート内を盗撮したとして、三重県は27日、津建設事務所保全室の前川典久技術員(47)=鈴鹿市南若松町=を停職5月の懲戒処分とした。男性職員は「人事異動の異動がかなわず、ストレスがたまっていた」などと説明しているという。

 県によると、男性職員は8月25日午前7時45分ごろ、鈴鹿市の近鉄白子駅西口にあるエスカレーターで、前方に立っていた40代女性のスカート内をスマートフォンのカメラで盗撮した。

 この女性が気付いて声を上げ、通報を受けて駆けつけた鈴鹿署員が県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕。鈴鹿区検が11月30日に略式起訴し、鈴鹿簡裁12月6日に罰金30万円の略式命令を出した。

 また、男性職員は逮捕された日、同駅でほかに4人のスカート内を撮影したことや、この前日にも同駅と名古屋市営地下鉄の伏見駅で2人ずつ、いずれもスカート内を撮影したと説明しているという。

 男性職員は県の聞き取りに「被害者や全ての県職員に迷惑を掛けたことを申し訳なく思う。人事異動の希望がかなわず、思い通りの仕事ができないことでストレスがたまっていた」と話しているという。