0001みつを ★
2017/12/30(土) 20:05:49.78ID:CAP_USER912月30日 5時42分
アメリカのトランプ大統領が中東のエルサレムをイスラエルの首都と認めてから3週間余りがたちますが、パレスチナ暫定自治区ではこれに反発して29日も各地で抗議デモが行われ、イスラエル軍との衝突で460人以上がけがをしました。
エルサレムをめぐるトランプ大統領の宣言に反発し、パレスチナ暫定自治区では29日の金曜日も、「怒りの日」としてイスラム教の集団礼拝に続いて各地で抗議デモが行われました。
パレスチナの赤十字組織に当たる赤新月社によりますと、デモ隊とイスラエル軍との衝突で461人がけがをしました。
また、ガザ地区ではイスラエル軍に拘束されている人の家族が解放を訴える集会を開きました。
一方、イスラエル側では、2014年にガザ地区に入り行方がわからなくなったイスラエル兵の家族が兵士の誕生日を祝う集会を開きましたが、そのさなかにガザ地区から3発のロケット弾が発射され、このうち1発がイスラエル側の建物に着弾しました。
イスラエル軍は報復としてガザ地区を空爆しましたが、空爆によるけが人はないということです。
中東和平交渉の再開をめぐっては国際社会が仲介の動きを見せていますが、アメリカ側は宣言を撤回するつもりはなく、パレスチナ側も反発を強めていて、トランプ大統領の宣言から3週間余りがたちますが、事態が沈静化する見通しは立っていません。