グーグルの検索窓に「日本 出生率 推移」って入れて検索をかけると、
日本の1960年から現在にいたるまでの出生率の折れ線グラフが出る
んだが、これを見ていて気づいたことがあった。

(1) 1960年から74年までは(丙午だった1966年を除いて)2.0以
    上を維持している。

(2) 1975年に1.91になって、これ以降は2.0以上にはならない。

(3) 1980年代後半はバブル景気の時代で、1990年代前半も、まだ
    (今とくらべれば)経済的に余裕があった時代であるが、この時期
    においても出生率はゆるやかに下降している。

注目していただきたいのは(3)だ。

今とくらべれば経済的に豊かだった1980年代に、出生率は下がってい
るんだよな。

このころは日本人の9割は「自分は中流」だと思っていたのであって、こ
の時代の出生率の下降は「経済的な理由ではない」。

この時代の出生率の下降は、なにが原因なんでしょう?

それを調べる必要がありそうだな。