「かつてないほど北朝鮮との核戦争に接近」元米軍制服組トップ見解

2007〜11年に米軍制服組トップの統合参謀本部議長を務めたマレン氏は12月31日、
北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり「われわれはかつてないほど北朝鮮との核戦争に近づい
ている」との見解を示した。「現時点で外交的に解決する機会は見えない」とも述べた。
ABCテレビのインタビューで語った。
米国が北朝鮮経済に大きな影響力を持つ中国に圧力を強めるよう求めていることについて、
マレン氏は「トランプ大統領は、中国に今まで以上に行動させることに成功したと思うが、
中国が続けるかどうかは不明だ」と指摘。中国が北朝鮮核問題の平和的解決に向け真剣に
取り組まなければ「(軍事)衝突の可能性がさらに高くなると強く危惧する」と述べた。
発言は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の「新年の辞」発表前。

http://www.sankei.com/world/news/180101/wor1801010033-n1.html