仙台市内では初日の出の鑑賞を兼ねた避難訓練が行われ、参加者が災害への備えを新たにしていました。 
この訓練は、津波の恐ろしさを忘れないようにしようと、宮城野区新浜地区の住民が初めて行ったものです。

訓練は宮城県沖で震度7の大地震が発生し、津波警報が発表されたという想定で行われました。
参加した約40人の住民は、自宅から、地区にある高さおよそ10メートルの津波避難タワーの屋上まで避難しました。

訓練後、参加者はタワーの屋上から初日の出を臨み震災で犠牲になった人たちの冥福を祈っていました。
住民らは、今後も避難訓練を行うなどして、防災意識を高めていくことにしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180101-00000004-tbcv-l04