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東北の方が悪質

東北仙台暴力団幹部強盗連続殺人事件
平成１３年１月８日午前１時過ぎ、宮城県内の広域暴力団幹部の石川秀（現姓、高橋／当時３８歳）は
同組の本嶋健等４人と共謀して、組を脱退しようとしていたＡさん（当時２５歳）を仙台市内の駐車場で
激しい暴行を加え、恐怖から命乞いをするＡさんを車で轢いたり、さらに5人で殴る蹴るの激しい暴行をし
コンクリートブロックなどを巻いて福島県相馬港の海中に、泣きながら懇願するＡさんを生きたまま投げ込み殺害した。
１ヵ月後の２月３日、石川と本嶋は仙台市の貸金業のＢさん（当時３６歳）から依頼され取り立てた
現金約２００万円をバレないように着服。返済を求めるＢさんが邪魔になり他３人を含む５人で共謀し激しい暴行を加え殺害。
仙台市の仙台新港の海中にＢさん遺棄した。

－死刑確定－
平成１６年３月２５日仙台地裁は、石川に死刑判決。
これに対して石川は、「２件の殺人事件は本嶋が主導した犯行であり量刑不当」として控訴。
平成１７年７月２６日仙台高裁は控訴棄却。
平成２１年６月２３日最高裁は石川の上告を棄却して死刑が確定した。
尚、平成１６年３月２５日仙台地裁は、共犯の本嶋等４人に対して無期懲役の判決。
本嶋は控訴取り下げで確定。３人は上告したが棄却され無期懲役が確定している。

裁判所判決理由全文
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/380/008380_hanrei.pdf