神奈川県平塚市消防署の救急車が昨年末、市内の急病の男性患者(43)を緊急搬送する際、乗用車と衝突事故を起こし、救急車に同乗していた小学6年の男児(12)が首に軽いけがを負っていたことが4日、市消防本部への取材でわかった。

 同本部によると、12月27日午後11時半頃、同市大神の国道129号で、救急車がサイレンを鳴らしながら赤信号の交差点に進入。右から来た乗用車と衝突し、付き添っていた患者の息子が軽傷を負った。

 患者らは別の救急車に移され、厚木市の病院に搬送されたが、予定より20分ほど遅れたという。患者は命に別条はなかった。市消防本部総務課は「ご迷惑をおかけした。再発防止に努めたい」と陳謝している。

2018年01月05日 09時13分
YOMIURI ONLINE
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