オートバイ用品を扱うコミネ(東京・葛飾区)が韓国から輸入・販売した電熱手袋用のバッテリーから出火する火災があったとして、同社は5日、バッテリー約6700セットと充電器をリコールすると消費者庁と経済産業省に届け出た。
リコールの対象となるのは、コミネが2013年9月から昨年11月まで販売した電熱手袋「エレクトリックヒートグローブ・キケロGK-777」の付属バッテリー「GK-787」と充電器のセット5965セットと、オプション品として販売されたバッテリー669セット及び充電器72個。

消費者庁によると2014年12月、愛知県内で充電中にバッテリーから出火する火災があった。
原因はリチウムバッテリーの内部ショートだと推測されているが、焼損が激しいため特定はできなかったという。
コミネは5日、事故の再発防止を図るため、対象バッテリーと充電器の使用をただちに中止し、無償で製品交換を行うと発表した。

ライダーがオートバイに乗る際に使う電熱グローブのバッテリーから出火する事故があった(経産省)
http://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/3/3/23319/180105-2a.jpg
リコールの対象となるバッテリーを持っている人は、充電しないよう!
バッテリーは、シリアルナンバーが「SR2013」または「SR2014」。充電器は、SH-8410 のモデルが対象となる
http://www.hazardlab.jp/contents/post_info/2/3/3/23319/180105-2b-1.jpg

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23319.html