http://yomiuri.co.jp/national/20180105-OYT1T50082.html

 二十四節気の一つ「小寒」の5日、長野県の諏訪湖で、結氷した湖面が割れて数百メートルにわたって筋状にせり上がる自然現象「御神渡おみわたり」の兆候を見守る早朝監視が始まった。

 午前7時前、諏訪市の八剱やつるぎ神社の宮坂清宮司(67)と氏子総代13人が、同市の舟渡川河口に集合。湖面の様子を観察し、水温を測った。

 この日、同市の朝の最低気温は氷点下5度で、ほぼ平年並み。湖岸で測定した水温は1・8度で、湖面に氷はなく、水鳥の泳ぐ姿が見られた。

 諏訪湖では、昨季まで4冬連続で御神渡りが出現しない「明けの海」となっている。宮坂宮司は「大寒の20日に向けて氷点下10度ほどの冷え込みが続いてほしい」と、期待を込めた。監視は節分まで続けられる。

参考動画
2012年の御神渡り
http://youtube.com/watch?v=p5Vey3Q1x24