俺の地元では平安時代から正月は北北西の
方角に向かって「マコーレー・カーキン」と3回唱え、円筒形のオブジェクト「○○○(失念)」に左足から早足でかけ進み「赤陽の舞」ご本尊の「パーフェクトマスター」に向けて踊る伝統があったが最後の継承者のお婆ちゃんが亡くなって途絶えたね。

1000年の伝統の詳細は彼女とともに消えたわけだよ。

ちなみに平安時代から伝わる「マコーレー・カルキン」という掛け声は「我が名はシリウス。輝く彗星」という意味だという。
つまり私の地元では正月に初詣などせずにそのような「赤陽の儀」が行われていたらしいが、オババを最後に途絶えてしまった。
婆さん以外の誰かが詳しく知ってるだろうと思っていたら、誰も詳細は知らなくて、みんな誰かが詳しく知ってるだろうと思っていたと言うことがわかったとき婆さんが最後の継承者だったことに気づいて空恐ろしくなったがもう、分からない。

我々はそんな行事があったことも知りもせずに今日を生きる。
見も知らぬ行事を口頭で教えても後続の世代はイメージできないだろう。
そして知らない世代は続き存在したことすら消えるわけだよ。