産経ニュース2018.1.7 21:10更新
http://www.sankei.com/politics/news/180107/plt1801070014-n1.html

希望の党が民進党との統一会派結成に前のめりな姿勢を示している。民進党と組むことで、衆参両院で野党第一党の座を確保できるからだ。

ただ、希望の党は昨年の衆院選で、安全保障や憲法に関して民進党の政策をことごとく否定する公約を掲げた。数合わせを優先させる姿勢は「公約無視」という批判を免れない。

 「昨年の特別国会で、やはり野党がバラバラではダメだなと痛感した…」

 希望の党の玉木雄一郎代表は7日のNHK番組でこう語り、会派結成に意欲をにじませた。出演後には、民進党との協議について「今週がヤマになる」との見通しを記者団に示した。

 民進党が立憲民主党、希望の党に呼びかけた統一会派構想は、立憲民主党が拒否したため、民進、希望の2党間で協議が始まった。

立憲民主党の枝野幸男代表は7日の番組で「希望の党とは理念、政策が違う。会派を組むことは自己否定につながる」と強調し、呼びかけに応じない姿勢を重ねて示した。

 今後も、民進、希望の2党間で会派結成協議が進む見通しだが、両党の政策の隔たりはあまりに大きい。

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