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「牛糞」は、昔はれっきとした苗字のひとつで「牛糞一族」の由来もはっきりしている。

史料によれば・・・、「牛糞氏」は薩摩の牛屎院(うしくそいん)という所がその出自で、「薩摩守・平信盛」が保元の乱の軍功により薩摩郡牛糞院を賜った。
下って、南北朝時代には南朝方に「牛糞越前守」が、北朝方には「牛糞刑部権守」(ぎょうぶごんのかみ)の名前が太平記に記されている。

もっとも、戦後の新民法では、変な姓は家庭裁判所で改姓できるようになったから、牛糞(うくそ)などという苗字の人はさっさと変えてしまったらしくて、現在はほとんど聞いた事がない。

その子孫は現在は「牛久」さんとか、何とか改名してしまったようで、この姓は現在は存在しない。
社会生活上、そのままでは、やはりちょっと具合が悪いのではなかろうか。。 でも、この位ならまだしも、もっとひどいのもある。

 
首(おびと) 生首(なまくび) 墓下(はかのした) 百目鬼(どめき) 釈迦牟仏(にくるべ)冥土(めいど)まことに不気味でこわい苗字である。 


スレタイのカムロは他に禿(いなつけ)さんと呼ぶこともある、その他、歯黒(はぐろ)さん、毛穴(けあな)さんや鼻毛(はなげ)さんなどの変わった名字もある。