0001ハンバーグタイカレー ★
2018/01/09(火) 17:05:10.29ID:CAP_USER9全国の水産・海洋系高校が研究成果を発表する今年度の「全国水産・海洋高校生徒研究発表大会」で、府立海洋高校(宮津市)がナマコの人工生産に関する研究で最優秀賞を受賞した。大会当日のプレゼンテーションを聴いた橋本幸三府教育長は「これまで聞いた中で最高のプレゼン」とたたえた。同校は今年度、水産・海洋系高校46校が参加する全国カッターレース大会と食品技能コンテストでも全国優勝を果たし、全国初の3冠を飾った。
同校は近年、宮津湾内でのナマコの漁獲量が激減する中、京都大の専門家からカキ殻でナマコの幼生を捕らえる採苗(さいびょう)ができることを聞き、天然採苗を実施。宮津市からの要請もあり、平成26年度からは人工採苗の研究を進めてきた。
この結果、今年度初めて人工で幼生の育成に成功。研究成果をまとめ、いずれも海洋科学科3年の清水朔蔵さん、武田将哉さん、崔聖京さんが宮崎市で先月開かれた大会で披露し最優秀賞を受賞した。
同校が最優秀賞を受賞したのは10年ぶり2回目。3人は府教育庁で先月26日、プレゼンを行い、橋本教育長は「3人のチームワークがしっかりとれ、4年越しの研究成果をわかりやすく表していた。京大や地元漁業者との連携もすばらしかった」と評価した。
3人は「採苗が天然から人工へ移る際、飼育管理に積み重ねがなかったため手探りの状態だったが、成長させることができ、本当にうれしい。今後、後輩にこの技術を伝え、より完成度の高いものにしてもらいたい」と話していた。