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1月9日 19時50分
茶の生産が盛んな埼玉県所沢市で、香りや味で茶の産地を当てる「闘茶会」と呼ばれる催しが開かれました。
この催しは、茶の品質を鑑定する技術を向上させようと、地元の生産者でつくる研究会が毎年この時期に開いています。

9日は研究会のメンバーなど39人が集まり、地元で生産される狭山茶をはじめ、静岡県や鹿児島県など5つの種類の茶の産地を当てる審査に挑戦しました。

はじめに茶葉の状態で産地を当てる審査が行われ、参加した人たちは香りをかいだり手で触ったりして産地を判別していました。

続いて急須で入れた茶を味わって産地を当てる審査が行われ、参加者は少しずつ口に含んで味の違いを確かめていました。

茶は、気候や製造方法などによって風味や濃さなどが微妙に異なるということで、研究会の藤野和泉会長は「今後は外国人観光客にも楽しんでもらえる、おいしい狭山茶を生産していきたい」と話していました。