【裁判】成年後見人制度を利用した人が一部の職業に就けない「欠格条項」で仕事失った男性 国に賠償求め提訴へ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180110/k10011283251000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
1月10日 0時02分
成年後見制度を利用した人が一部の職業に就けなくなる「欠格条項」によって警備員の仕事を失った岐阜県の男性が、規定は法の下の平等などを定めた憲法に違反するとして、10日にも国に賠償を求める訴えを起こすことになりました。
成年後見制度は障害や認知症などで判断能力が十分でない人に代わり弁護士や家族などが財産を管理する仕組みですが、制度を利用した人は地方公務員法や建設業法などおよそ180の法律の「欠格条項」によって定められた職業に就けなくなります。
訴えによりますと、岐阜県で警備員の仕事をしていた軽度の知的障害がある30歳の男性は、親族に預金を使い込まれる被害を受け、去年2月、成年後見制度の利用を始めましたが、警備業法には制度の利用者を警備の業務に従事させてはならないとする「欠格条項」があるため、翌月退職を余儀なくされたということです。
男性は欠格条項は障害者に対する差別で、法の下の平等などを定めた憲法に違反しているとして、国に対し損害賠償と警備員として働く権利を認めるよう求めて10日にも岐阜地方裁判所に訴えを起こすことにしています。
男性はNHKの取材に対し、「成年後見制度を利用したとたんになぜ辞めなければならないのか。警備の仕事に戻りたい」と話しています。
国は欠格条項の多くは合理的でないとして、ことし中にも大半を削除する方向で検討していますが、原告の代理人の弁護士は「見直しの議論は進んでいるが欠格条項が違憲と認められれば、同じような理由で退職を迫られたほかの多くの人たちの救済にもつながる」としています。
提訴について警備業法を所管する警察庁は、「まだ訴訟が起こされていない案件に対するコメントは差し控えたい」としています。
国は欠格条項の大半を削除の方向で見直し
欠格条項は成年後見制度が始まった平成11年にそれまでの「禁治産制度」から引き継ぐ形で定められ、当初から国会などで障害者などに対する差別だとして見直しを求める声が上がっていました。
その後、平成25年には東京地方裁判所が成年後見制度を利用すると選挙権を失うという公職選挙法の規定は憲法に違反するという判断を示し法律が改正されて投票ができるようになりました。
しかし、職業や資格については警備業法のほか地方公務員法や医師法などおよそ180の法律で欠格条項が残ったままで、3年前には規定によって仕事を失った元大阪府吹田市の臨時職員の男性が、市を相手取って雇用の継続と損害賠償を求める訴えを起こしています。
内閣府がおととし設置した有識者の委員会では、「成年後見制度の利用は、仕事の能力がないと判断する根拠にはならない」とか、「仕事を失いたくない障害者が制度を利用しなくなってしまう」という指摘が相次ぎ、国はことし中にも欠格条項の大半を削除する方向で法律の見直しを進めています。
「警備員の仕事に戻りたい」
訴えを起こす軽度の知的障害がある岐阜県の30歳の男性はおよそ10年前に警備員の仕事に就き、工事現場や駐車場で交通誘導の仕事などをしてきました。上司や先輩の指導を受けて、次第に一人前の警備員として認められるようになり、自分で生計を立てられるようになったということです。
しかし、親族が無断で男性の名義でローンを組んだり口座から預金を引き出したりしていたことがわかり、裁判所の認定を受けて去年2月から成年後見制度を利用して障害者を支援する団体に財産を管理してもらうことになりました。
男性が勤務先の警備会社に報告したところ、警備業法に成年後見制度の利用者は警備員の業務に従事させてはならないとする「欠格条項」があることを伝えられ、退職を余儀なくされたということです。
男性は「警備員を10年もやっていたので、いろいろなことを学び、人との関わりも増えました。障害があっても仕事ができることは見てもらえばわかると胸を張って言えます。警備員の仕事に戻りたいです」と話していました。 >>33
でも、このケースの場合みたいにわりと大丈夫な人ばかりじゃなくて、勝手に変な契約を結んだりする人もいるからなあ こういう人が、重過失で大損害与えたときは誰が責任負うの? >>22
いやこの人は既に10年も警備の仕事やってたわけでさw
この件の争点は知的障害者が職に付けるか否かってところじゃないよ
勤怠も能力も何も変わってないのに成年後見人制度使ったら突然今までの職場で働けなくなったってところがおかしい
成年後見人制度が現状に全然見合ってない、遅れたままの制度である事が問題なのよ タクシー 警備 清掃
この三つは人生に行き詰った人が最後に行く職場
若い間からこんな職に定職で行ったら人生勿体無いぞ 他人に使い込まれたってことは財産もちか。親からもらった金や土地家が1億円分あったり。
この年ならもう働く必要ないじゃん。棄却だね。 >>107
成年被後見人は警備業務につけない事が法律で定められているからしゃーない
破産者で復権を得ない者も警備業務につけない事も法律で定められているから警備員を何十年やってようが自己破産したら退職しないといけない >>93
成年後見制度に関しては、利用させるために都合が悪い事は説明しない
被後見人になってから、本人や家族が怒り狂ってる事件があちこちに起きてるぞ 思うに、ろくに検討もせずにとりあえず成年被後見人と破産者は欠格事由にしとけっていう雑な立法例が多い
弁護士など他人の財産を管理したりする職業に就くのに自分で財産を管理することができない成年被後見人などが不適当ってのはまあわかる
警備員だと3号警備とかはもしかしたら合理的に理由ありとされるかもしれないが
1号警備2号警備にまで必要な制限かと言われると正直疑問
>>110
でも例えば破産者は会社役員の欠格事由ではなくなったよな?
昔は破産するようなカスは株主の財産を預かる者として相応しくないってことで役員になれなかったが
経営者の再チャレンジを阻害するとして改正された
警備員に関しても本当に憲法が定める職業選択の理由を制限することを正当化するくらいの理由があるのか今一度検討する必要がある >>96
軽度の知的障害者でも自分のお金を自分で守れないからだよ。
騙されたりすることもあるし。 後見ってよっぽどだぞ
軽度の補助、補佐あるのに行為能力ほぼなしってことだろ
そんな奴に警備むりだろ >>86
総合職として採用でなく、警備員として採用されたなら、
警備員ができなくなりゃ解雇されてもしかたないことだぞ。
懲戒解雇でないだけで。
それに、警備員だったやつが他の部署に移るって、どこに? このでたらめな制度が無くなって困るのは小遣いで食い繫いでる士業の連中
だから人権なんか無視してでも、家裁も後見人をつけたがる >>118
お前やお前の家族がなっても泣きつくな
お前が横領したらしっかり罪は償えよ 人の財産扱う士業は
登記されていない事の証明書の提出を求められるが
当然だろwww 糞JR東海の葛西は安倍ゲリゾーの後見人
だろ?
こいつも仕事するなよ。
? 少なくとも医師、弁護士、会計士には必要だろ
というか、後見人のいる三大国家資格の奴等なんか信用できねーよ 後見してもらわないといけない時点で
一人前じゃない これは合憲だろうな 警備員をやれるぐらいの軽度の障害なら保佐人か補助人をつけろで終わる話 この人のケースは確かに微妙だけど、大多数の場合、自分のことを自分で管理出来ない人が就いちゃいけない仕事だから仕方ない
成年後見じゃなくて他の方法なかったのかな?支援した人も成年後見つけたら警備員出来なくなることを話した上で手続きをするべきだったよね >>124
多分だけどこのケースは保佐か補助で後見ではないと思う。 調べたらこの欠格条項に引っ掛かるのは成年後見と保佐だな
補助はセーフらしいから補助にして13条1項の9だけ外すみたいにすりゃいい 解雇されて職失って、裁判費用ちゃんと払えるのかな・・
昔は障害者は弁護士も薬剤師にもなれなかったけど、その職業に就きたい当事者が訴えて
資格取ってるケースもあるから、今回はどうなるか見ものだな >>129
×弱者
○情弱
情強の弱者に対しては、スターを取った後のマリオレベルの無敵さ
(穴に落ちたら死ぬなど物理攻撃には逆らえないだけ) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています