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1月10日 22時31分
上空の強い寒気と強い冬型の気圧配置の影響で、西日本から北日本の日本海側を中心に広い範囲で雪が降っています。今週の土曜日13日ごろにかけて断続的に雪が降って西日本の平地でも大雪となるおそれがあり、気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、上空の強い寒気と強い冬型の気圧配置の影響で、西日本から北日本の日本海側を中心に広い範囲で断続的に雪が降っています。

午後10時の積雪は、広島県北広島町の八幡で82センチ、北海道留萌市で75センチ、山形県米沢市で69センチ、島根県浜田市弥栄で47センチ、鳥取県米子市で15センチなどとなっていて、この24時間に多いところで40センチから60センチほどの雪が降りました。また、九州や四国の山沿いでも雪が積もっているところがあります。

寒気の流れ込みや強い冬型の気圧配置が続くため、今週の土曜日13日ごろにかけて、西日本から北日本の日本海側を中心に断続的に雪が降る見込みで、西日本の太平洋側の平地でも雪が降り、各地で大雪となるおそれがあります。

11日夕方までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、北陸で70センチ、東北と東海、中国地方、新潟県で50センチ、北海道で40センチ、近畿と山口県、長野県で30センチ、四国と九州北部で20センチ、九州南部で15センチと予想され、その後も雪が続く見込みです。また、北海道では低気圧の影響で風が強く、11日、ところによって猛吹雪となるおそれがあります。

気象庁は、ふだん雪が降らない地域でもまとまった雪となるおそれがあることから、積雪や路面の凍結による車の立往生など交通への影響に警戒するとともに、積雪の多い地域では雪崩にも十分注意するよう呼びかけています。

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