5万円のチョコレートも登場。早くもバレンタイン商戦が始まった。
10日、都内のデパートで開かれたバレンタインイベント。
松屋銀座では、本物の化粧品そっくりのチョコレートに、リンゴやモモをかたどった、かわいらしいものなど、SNS映え間違いなしの商品が。
ほかにも、九条ネギエキスが入ったチョコレートに、みりんをリキュールとして使った商品など、
日本の伝統的な食材を使った、話題性たっぷりのチョコレートが並ぶ。
松屋銀座本店食品部の鈴木章浩氏は、「近年、需要が大きく高まっているのが、『自分チョコ』、『友チョコ』、
それから『ギフトチョコ』。バレンタイン時期だけに関しては、20代のお客様が、圧倒的に多くご来店いただいている」と話した。
松屋銀座が行った調査によると、バレンタインで、本命チョコレートにかける予算は3,391円なのに対し、自分へのチョコレート、
いわゆる自分チョコにかける予算は3,994円と、本命チョコレートを上回る結果に。
また、最近の株高を背景に、高級チョコレートも増えている。
あるチョコレートセットは、お値段なんと4万円。
さらに別のセットは5万円と、高級チョコレートが並ぶ。
一方、高島屋のイベントでは、最近の低糖質ブームに目をつけた商品が登場。
見た目がかわいらしいSNS映えのチョコレートや、低糖質で健康系のチョコレートなど、多様化するニーズに応える商品がそろっている。
さらに、若い世代に人気のアーティストとコラボするなど、百貨店になじみの薄い10代から20代を取り込みたい考え。
多様化するチョコレート商戦。
横ばいで推移するバレンタイン関連市場に、突破口は見つかるのか。

FNN
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180111-00000524-fnn-bus_all