https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180110/k10011284051000.html

警察や家族によりますと、川端容疑者が去年10月、運転免許の更新で認知機能の検査を受けた際には、認知症のおそれがあるとは判定されず、医師の診断は義務づけられなかったということです。

これまでの調べで現場にはブレーキをかけたあとはなく、調べに対し「気が付いたら事故を起こしていた」と供述しているということで、警察は当時の体調に問題がなかったかなど詳しく調べています。

現場近くに住む男性「鉄骨落ちるような音がした」

事故現場近くに住む71歳の男性は「鉄骨が落ちるようなすごい音がして外に出ました。事故を起こした人は車の中に座っていてぼう然とした表情でした。道路には女の子2人が倒れていて、自転車もぐちゃぐちゃでした」と話していました。

同じく現場近くに住む78歳の女性は、「道路には教科書なのか紙が散乱していました。倒れている人には毛布がかけられていて、周りの人が『頑張れ』と声をかけていました。その声が耳に焼きついていて、今でも思い出すと胸がどきどきします」と話していました。