江戸時代の町村は武家が直接介入できない自治組織(町衆・惣村)で、その行政を行う町衆や村役人を入札(選挙)で選んだり
もしていた。
維新後に政府が戸籍作りのためにとフランスの極端な中央集権を模倣して上意下達を徹底するのにそれらの自治を取り上げ
住所も番号形式にしたりと変えた(大区小区制)。
これに対して地方で反発があり、地名表記の住所に直し地方自治も取り戻した。
その後政府は首長を任命制にして地方自治を弱めたりしたが。
この過程で江戸時代の町村を統廃合したのだが、その元々の町村の自治組織を改組したのが町内会。
日本人の自治の歴史の産物だよ。