6か月女児を放置して死なせた疑い 両親逮捕 横浜

 去年5月、横浜市で生後6か月の赤ちゃんに十分な食事や水分を与えず死亡させたとして、警察は29歳と19歳の両親を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。
 2人は赤ちゃんを小さなケースに入れて、パチンコなどに出かけていたと見られ警察は詳しい状況を調べています。

 逮捕されたのは、いずれも自称派遣社員で横浜市南区に住む29歳の男と19歳の妻で、警察によりますと、去年5月、自宅アパートで生後6か月の娘に十分な食事や水分などを与えずに放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。

 2人は、去年5月31日の未明に帰宅した際に床に横たわった状態の赤ちゃんを見つけ通報したということですが、その後、遺体の状況に不審な点があったため病院が警察に連絡していました。

 当時、部屋の温度は26度で、赤ちゃんは熱中症などの疑いで衰弱していたということで、調べに対し2人は容疑を認めているということです。

 赤ちゃんは当時、身長がおよそ70センチでしたが、2人は、縦35センチ、横47センチの小さなケースに赤ちゃんを入れて、アルバイトやパチンコなどに頻繁に出かけていたと見られるということです。

 警察は赤ちゃんを放置していた詳しい状況を調べています。

NHK NEWS WEB 1月11日 18時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180111/k10011285531000.html