イ・ヨンスの証言その2

2004年時
大邸の古城洞で16歳まで暮らし、1943年の夏に、
鼻と口以外見えないほど深く帽子をかぶった日本軍人が、
近所のお姉さん4人と共に、強制的に連行しました。

どこに行くのか、なぜ連行されるのかも分かりませんでした。

窓がない汽車に私たちを乗せ、抵抗すると、
「朝鮮人」と言いながら足で踏みつけ暴行を加えてきました。
家に帰ると言えば再び殴られました。
あまりにもたくさん殴られて、歩くこともできないほどでした。


2006年時
15歳だった1942年頃、自宅で寝ていたら、日本軍によって台湾に連行された。


2014年時
15歳になった年のある日、日本軍人が「こっちに来い」と手招きをした。
怖くなって逃げたが、別の日本軍人に捕まり、汽車に乗せられ台湾の日本軍部隊に連行された。