千葉県の動物園で飼育されていた雌のアジアゾウが、繁殖のために移された沖縄県の動物園で来月にも交配の時期を迎える見込みで、日本でうまれたアジアゾウとしては初めての妊娠や出産への期待が高まっています。
市原市の動物園、「市原ぞうの国」は絶滅のおそれがあるとされるアジアゾウの繁殖に取り組もうと、去年11月、日本うまれの10歳の雌、「ゆめ花」を沖縄県の動物園に送りました。

「ゆめ花」は、15歳の雄のパートナー、「琉人」との関係も良好で、順調にいけば、来月にも発情期を迎える見込みだということです。
日本動物園水族館協会によりますと、国内では75頭のアジアゾウが飼育されていますが、日本うまれの「ゆめ花」が妊娠や出産に成功すれば、初めてのケースになるということです。

配信01月12日 10時46分
千葉 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180112/1080001245.html