結局この話の最後は、責任論に行き着くのよ。立案したヤツはマジキチだし、命令を下した者は板挟み。
下令の際に「俺も後から行く」等と言って生き残ったヤツは最低。最初からイラン事を言わなければ良い。
人間は精神衛生を維持するためには平気でウソを吐くし、如何なる悪事も画策する。戦争という究極
状態では、実行するに至り、躊躇いも少ないだろう。

特攻隊員の中には進んで志願した者も居るだろう。ただ、5%程度だと思う。残りは死にたくないけど、
そういう流れに居ると覚悟したのだろうし、極僅かには、機体の不調という理由で離脱逃走を図った
者もいるだろう。

事実としては、貴重な航空機と共に命を捨てた若者が大勢いたという事だ。それは、命令を忠実に実行
したという事。やらせた方に責任がある。