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陸上自衛隊パラシュート部隊による年始恒例の降下訓練が12日、習志野演習場(千葉県)であった。小野寺五典防衛相は訓示で、北朝鮮の核・ミサイルに加え「潜没潜水艦と中国艦艇が同時に尖閣諸島の接続水域に入るなど安全保障環境は一層厳しさを増している」と強調。南西諸島防衛に備え陸自に3月に水陸機動団ができることにも触れ、「陸自が一層能力を高めるよう強く望む」と語った。

 訓練は自衛隊唯一のパラシュート部隊である陸自第1空挺(くうてい)団が主催し、今年はアラスカや沖縄の米陸軍からも参加。上空を横切る空自輸送機や陸自ヘリコプターから約200人が演習場へ次々と舞い降りた。

 小野寺防衛相は訓練後に記者団に対し、離島防衛での第1空挺団の役割を「先んじて相手国部隊の上陸を阻止する。領土を守る大変重要なとりでだ」と説明。「日米共同訓練ということで日本の重要な抑止力につながる」と中国を牽制(けんせい)した。(藤田直央)

自衛隊との合同訓練で降下する米陸軍のパラシュート部隊。アラスカと沖縄から参加した。落下傘の形が四角で、丸い日本とは違う
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