>>10
行くこと自体はできるかもしれない。現状の技術で十分に火星に行くための手段はある。
宇宙ステーション等ですでに数か月も数年も活動している例もあるし。

問題は「無事に生きて帰還させることができるか」という点ですな。
月や宇宙ステーションとは違い、数か月〜数年の食料の補充が不可能なので
それを全部抱えていかなければならない。
その上、大気が薄くてパラシュートが使えない火星に降り立つには
燃料の逆噴射、またはエアバッグというような形に頼るしかないが・・・

一番の問題点は、何かあった時にサポートできるかということ。
救助に早くても半年以上かかるわけだし・・・
そもそもそういう「不測の事態」が起きた場合に本当に今の技術で
助けられるのかという問題もある。