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1月13日 5時44分
この冬いちばんの強い寒気と強い冬型の気圧配置の影響で新潟県や北陸などで大雪となっています。大学入試センター試験が始まる13日も西日本から北日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、特に北陸を中心に局地的に雪が強まるおそれがあり、気象庁は交通の影響に引き続き警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、強い冬型の気圧配置が続き、北日本や東日本の上空にはこの冬いちばんの強い寒気が流れ込んでいて、新潟県や北陸など各地で大雪となっています。この24時間に新潟県や北陸、近畿の多いところで30センチから80センチ前後の雪が降りました。

午前5時の積雪は、新潟県糸魚川市能生で1メートル8センチと、24時間で70センチ余り増えたほか、新潟市で65センチと平年のおよそ8倍になっています。

このほか福井県大野市で84センチ、福井市で58センチ、富山市で44センチ、金沢市で42センチなどと、北陸の各地で平年の2倍から3倍前後に達しています。また、広島県北広島町の八幡で1メートル26センチ、滋賀県長浜市余呉で77センチなどと、西日本でも山沿いを中心に積雪が多くなっています。

大学入試センター試験が始まる13日も西日本から北日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、特に北陸では局地的に雪が強まるおそれがあります。

14日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、北陸で60センチ、新潟県と近畿、中国地方で40センチなどと予想されています。

気象庁は、積雪による車の立往生やスリップなど、交通への影響に引き続き警戒するとともに、雪崩や落雪、それに除雪作業中の事故などにも十分注意するよう呼びかけています。

また、13日朝は、北日本から西日本の広い範囲で最低気温が氷点下の厳しい冷え込みになっていて、路面の凍結や体調の管理などにも十分注意が必要です。