これは犯罪としても、雇用や、仕事についてのある種の本質を突いているね。
法的には、公務員も含めて、民法の雇用の原則がある。
著作権としてみると、職務著作でもある。
業務妨害等の刑法もある。

法律はそうだけど、その人がいてこその仕事の成果物、という側面もあるのかもね。
(陳腐なものかもしれないが、可能性としては、ということね)。
仕事として情熱をもって作った、独自の資料。ポイントを突く観点、工夫、説得力。
そういうものに、最低限の敬意を払ってもらいたい、というのは、それ自体は当然。
やる気の源泉でもあるしね。
公務員みたいな成果給の部分が少なくて直接的な見返りはないし、殆どの場合に、公務員個人の氏名は表にならない。
新聞で署名記事があるが、それに対応するような公表規定はないし、内部資料として誰々が作った資料、と残るていどだろうね。

それは制度上そういうものだから、気に入らないからと言って自力救済していい訳はない。
でも、ほどほどの仕事をするだけでOK、頑張っても無駄、というのも、モチベーションの低下や事なかれ主義に通じる。

そういうもん、ではあるし、どうすればいいかわからないけど、民間だと、もう少し柔軟にできる部分もあるわけで。

そういうのがいやで公務員から飛び出す優秀な人も居るんだろうね。
まあ、公務員に優秀な人材がとどまるのは、良くない面もあるし。