アメリカのトランプ大統領が移民制度をめぐる会合で、アフリカ諸国やハイチからの移民について
「便所のような国からの人々をなぜ受け入れるのか」と発言したとされ、波紋を広げています。

トランプ大統領は11日ホワイトハウスで超党派の上院議員らと移民制度について協議しました。

出席者によると、トランプ氏はアフリカ諸国やハイチ、エルサルバドルからの移民について
「便所のような国から来た人々をなぜ受け入れるのか」と述べる一方で、
「ノルウェーのような国からの移民を増やすべきだ」と発言したとされています。

今回の発言について「人種差別ではないか」との批判が広がるなか、トランプ大統領は12日、ツイッターで
「会合で私が使った言葉は厳しかったが、これは私が使った言葉ではない」と否定しました。

アメリカには2010年のハイチ大地震後に避難したおよそ6万人のハイチ人らが一時保護の資格を得て滞在していますが、
トランプ政権は来年7月で資格を打ち切る方針を示しています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3262986.html