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「英字ナンバー」あすにも 上段3桁 人気番号分が枯渇
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アルファベットの入った車のナンバープレートが早ければ十八日にも、名古屋市の愛知運輸支局で交付されそうだ。

所有者が最大四桁の好みの番号を選べる希望ナンバー制で特定の番号に人気が集中し、上段の三桁の数字を使い果たしたため、AやCなどを組み合わせる。
全国初の「アルファベットナンバー」が名古屋ナンバーになる可能性がある。

 地域名の右横に表示された三桁の数字は、車の分類や用途を示す分類番号。従来の「300」「505」などに加え、新たに「3AC」「5CF」といった数字とアルファベットを組み合わせた表記が登場する。
分類番号のパターンを増やすことで、下段の指定番号に、自分の好きな番号を引き続き使えるようにする。

 国土交通省中部運輸局によると、名古屋ナンバーは約百五十四万台あり、日本一の登録台数。指定番号の消費も早く、分類番号の上一桁が3の普通乗用車(3ナンバー)では、
一番人気の「1」の約二千九百台分が既になくなった。次いで人気の「8」や「3」も使い切る日が迫っている。

 愛知運輸支局では十八日以降、普通乗用車で「1」の申請があり次第、分類番号「30A」から交付を始める。
 国交省の方針で、アルファベットは分類番号の下二桁に使う。数字と見間違えやすいIやOなどが除かれ、A、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの十文字を導入する。

 ただ、関東運輸局管内の神奈川運輸支局(横浜市)でも一番人気の指定番号「8000」を既に使い切っており、場合によっては全国初が横浜ナンバーになる可能性も捨てきれない。