【1】
小さなバイキングビッケは原作がスウェーデン語で書かれたスウェーデン文学なので、「スウェーデン語」を選ぶのが正解。試験問題は何故か「ノルウェー語」を選ばせている。作者はスウェーデン人でノルウェーは無関係。

【2】
ムーミンは原作がスウェーデン語で書かれたので、「スウェーデン語」を選ぶのが正解。試験問題は何故か「フィンランド語」を選ばせている。原作者の母語はスウェーデン語で、ムーミン達もスウェーデン語で会話していた。

【3】
小さなバイキングビッケは、ノルウェーが舞台ではない。デンマークが舞台。バイキングの時代はデンマークこそが強国だった。

【4】
ムーミンの舞台はフィンランドであると言う設定は原作に存在しない。原作者はフィンランドで育ったが、原作者の両親はともにスウェーデン系で母語がスウェーデン語。フィンランドはスウェーデンと深く繋がっていてスウェーデン語も公用語。

【5】
バイキングはノルウェーの単独文化ではない。バイキングはノルマン人という言い方があるが、ノルマンとは北欧一帯を指す単語でノルウェー人の事ではない。
フィンランドにも当然バイキングが存在し、北欧4カ国がバイキング発祥の地をそれぞれ主張している。
バイキングは3系統あり、デンマーク系、ノルウェー系、スウェーデン系に大別される。バイキングのビッケはデンマーク系なので、試験の選択肢にない「デンマーク」が正解