■クリストファー・シムズ「消費税増税は正しくない選択だった」
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000017-fsi-bus_all
ttp://www.sankeibiz.jp/macro/news/170202/mca1702020500001-n1.htm

デフレ脱却に向け、金融政策に加え財政支出を拡大し、物価上昇目標を達成すべきだ。
物価目標実現まで消費税増税は避けるべき。増税時期は物価水準とリンクさせるのが効果的だ。
増税先延ばしを宣言する必要がある。


■クリストファー・シムズ「インフレ目標が達成されるまで消費税は上げるな」
ttp://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6845.php

ゼロ金利制約下では金融政策が機能しないため、財政政策と金融政策が連携するのが望ましい。
2%の物価目標を達成するまで、消費税率引き上げのような財政緊縮策は取るべきでない。
アベノミクスは2014年の消費増税がなければ、もっとうまくいっていた。

20年間続くデフレから脱却するためには、財政政策を物価目標の達成と関連づけるべきだ。
財政拡大とは、単に支出を増やすということではなく、人々に債務の一部は物価上昇で相殺される
との期待を認識させることだ。

プライマリーバランスの黒字化は重要だが、それよりも2%インフレ目標の達成を優先すべき。
デフレは経済成長にとって望ましくない。急激なインフレが起こる可能性は無く、むしろ
物価上昇がなかなか実現しないことのほうが問題だ。