磁気治療器の預託商法を展開し、昨年末に2000億円超の負債を抱えて事実上倒産したジャパンライフ(東京)の関係者が、15日までに新会社を設立した。新会社は「売上金は、顧客がジャパンライフに預けた預託金の返済に充てる」として顧客に製品購入や販売への協力を持ち掛けている。消費者庁の岡村和美長官は不正確な情報を伝えている可能性があるとして「法に従い返金請求に応じるよう行政指導する」と述べ、注意を呼び掛けた。

 関係者の話や配布資料によると、新会社は「KEN−SHIN」。ジャパンライフの代理店の代表だった男性2人が会長と社長に就任した。磁気ベストを「従来価格の5〜8割引きに当たる100万円の新価格で販売する」などとうたい、顧客に購入を求めている。

配信2018.1.15 17:12更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/180115/afr1801150026-n1.html

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