>>992
この程度の基本も理解してない低学歴バカw
これを理解してないバカがSpring-8使っても意味ないしwwww
https://www.hitachi-hightech.com/hhs/products/tech/ana/xrf/descriptions.html
蛍光X線分析の定性は固有X線の波長又はエネルギーと原子番号との規則性が利用される。ほとんどの装置が自動同定(定性)の機能を持っているが、各種の干渉するスペクトルには注意が必要である。
試料中に含まれる元素の種類により、特性X線のエネルギー位置が近接していたり、互いにスペクトルが重なり合うことがある。図5にその一例としてAsとPbのスペクトルを示す。
https://www.hitachi-hightech.com/image/hhs/products/tech/ana/xrf/descriptions_05.gif
このように、試料中にPbが含まれていると、AsのKα線のエネルギー位置に、PbのLα線が重なるため、誤ってAsを同定してしまう場合が有る。
元素の特性X線は、多くの場合一つだけでは
なくKα線、Kβ線…、Lα線、Lβ線…というように、複数個存在する。このような時は、図5に示すKLM系のマーカで確認する必要がある。
KLMマーカは、複数ある特性X線の理論的なエネルギー位置と強度比を示したものである。図6は、PbのKLMマーカをスペクトル上に示した例である。
https://www.hitachi-hightech.com/image/hhs/products/tech/ana/xrf/descriptions_06.gif
PbのX線強度が示されており、試料中にPbが含まれていればKLMマーカとほぼ同じ割合で、各エネルギー位置にピークが存在する。
PbのLα線のエネルギー位置にのみピークが存在していても、他のPbエネルギー位置にピークが存在していなければ、試料中にPbは含まれていないと判断できる。
同様にAsもKα線のみではなく、Kβ線の位置にピークが存在していなければ試料中にAsは含まれていないとする。
このように、KLMマーカを表示させ、複数の特性X線の強度比を観察することにより、定性分析をより正確に行うことができる。