くまモン海外解禁で企業不満噴出

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20180115/5000001309.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

くまモン関連商品の海外での販売を熊本県内の企業以外にも解禁することについて、
県は15日、地元の企業を対象に説明会を開きました。
参加した企業からは
「輸出先から商品のキャンセルが相次ぎ事業継続の危機だ」
などと不満の声が相次ぎました。

熊本県の蒲島知事は今月4日、これまで県内に製造・販売の拠点がある企業にしか認めてこなかった
くまモンのイラストの利用を、ことし10月から海外企業にも解禁すると明らかにしました。
この方針をめぐり15日、県庁で開かれた説明会には県内でくまモン関連商品を
製造・販売し海外に輸出してきた企業48社が参加しました。

この中で県の担当者は、解禁に伴ってくまモンのイラストを使う企業には
新たに商品の小売価格の5%程度の利用料を求めると説明したうえで、
県内の企業については利用料を低く設定するほか利用の許諾をすでに受けた商品は、
最長3年間、利用料の支払いを猶予する措置などを説明しました。

参加した企業からは「ようやくビジネスとして利益が出てきたのにショックが大きい」とか、
「輸出先から商品のキャンセルが相次ぎ事業の継続が危機的な状況だ」
などと不満が相次ぎました。

県はイラストの利用料を不正使用への対策やくまモンのアニメ制作に充てる方針で、
「くまモンを海外に広げていくためご理解をお願いしたい」
としています。

01/15 17:51