ビール大手5社が16日発表した発泡酒と第三のビールを含むビール類の2017年の出荷量は、前年比2.6%減の4億407万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となった。13年連続のマイナスで、1992年の統計開始以来の最低を更新。昨年6月からの酒類の安売り規制強化に伴う値上げや、夏場の天候不順が響いた。

 内訳は、ビールが2.9%減の2億459万ケース、発泡酒は4.0%減の5499万ケース、第三のビールは1.5%減の1億4449万ケースだった。

 出荷量は一時的に自社倉庫などで保管している分を含む「課税数量」で算出している。

配信2018/1/16 10:51
共同通信
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