推察だけど,問4は最初は北欧三国の言語圏の違いを問うだけ問題だったんだと思う。
これ自体は,地理の知識を考えさせて問う良い問題なんだけど,最大の問題は
4択を作れないってことなんだよね。そこで2択×2択にしようということに
なって,2択の「当て馬」としてアニメを持ってきた。出題者はフィンランドが
ムーミンを推していること,ビッケがノルウェーサーモンの宣伝に使われている
のを見て,これらのアニメの「ご当地」がフィンランドとノルウェーだという
ことを信じて疑わなかった。で,スウェーデンについては「ニルス」を探して
きた。もちろん,ムーミンのことなんで教科書に載っていないのだが,
「小さなバイキング」とあるから一方はノルウェーって簡単に選べるよね,
だから,本命の語学の方をしっかり考えてね!ってつもりだったんだと思う。
それゆえ,問題に乗っている3枚の絵は「主人公の絵」となっていて,
地理的な要素を問うつもりは試験当日まで全くなかったんだと思うよ。

そう考えると,問題文の内容,絵の内容も全てつじつまが合う。

もちろん推論だけどね。