原発の熱効率はとても悪く、原子炉内の核融合で作り出される熱の1/3しか電気にすることができません。

では、残りの2/3はどうしているかというと「海を温めて」います。

津波の危険があろうがなかろうが、海岸に作りたがる原因はここにあります。
標準的な100万キロワットの原発で毎秒70トンの海水を引き込んで原子炉を冷却し、その海水温度を7度上げて海に戻しています。

言い換えれば、海水70トンの温度を1秒間に7度も上げるというエネルギー、これは想像を絶するものがありますね。

毎日600万トンの海水温度を7度上げてるって、生態系もへったくれもないですよ。
??100万キロワットの電気を作るために捨てる200万キロワット分の熱がこのような量と温度というわけです。