日銀による国債購入の減額をきっかけに進んだ円高・ドル安が一服した。18日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=111円台前半と17日に付けた4カ月ぶり高値の110円19銭から約1円下がっている。110円を上回る円高にならなかった背景の一つには、外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける日本の個人投資家「ミセス・ワタナベ」の存在がある。

 日銀が9日に超長期国債の購入を減らすと、外為市場では「金融緩和の…

2018/1/18 11:00
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25828310Y8A110C1000000/?n_cid=DSMMAA10