北海道・根室沖で操業していた根室湾中部漁協(根室市)所属の漁船「第53日香丸」(19トン、10人乗り組み)が18日、ロシア国境警備局の臨検を受け、国後くなしり島古釜布ふるかまっぷに連行された。

日本政府が、露側に乗組員と船体の早期解放を求めている。

道や水産庁によると、第53日香丸はマダラ漁をしていたといい、17日深夜〜18日未明、根室市の東70〜80キロ・メートルの海上に露側が設置するチェックポイントで臨検を受けた。その際、操業日誌の記載と漁獲物が食い違っていると指摘されたという。

2018年01月18日 20時29分
YOMIURI ONLINE
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