0001みつを ★
2018/01/20(土) 07:30:37.07ID:CAP_USER91月20日 5時01分
天気予報や防災情報など、気象庁が扱うさまざまな情報を活用し、未来の生活に役立つ新たなサービスを考えるアイデアコンテストが19日、東京・港区で開かれました。
気象庁が扱う情報は、天気予報や地震、火山の情報など、さまざまな種類があり、気象庁は1日に扱う量が平均でおよそ1600ギガバイトに達するとしています。
このコンテストは、こうした膨大なデータを活用する機会を広げようと、気象庁などが初めて開いたもので、東京・港区の会場には、学生や気象予報士など40人余りが参加しました。
参加者は、8つのチームに分かれて意見を交わしたあと、それぞれのアイデアを一枚の大きな紙にまとめて発表しました。
中には、予想される天気や気温の変化に合わせて最適な旅行プランやコースを提案するスマートフォンのアプリや、傘の手で持つ部分にその日予想される天気を色で表示することで、朝、玄関で傘を持って行ったほうがいいかどうかを簡単に確認できるシステムなどが提案されていました。
また、地球を手のひらのサイズに再現することで、雲の動きや雨の降り方をすぐに見られるほか、例えば雪が降っている地域を触ると、その冷たさを感じられる「クラウド・ボール」という全く新しいシステムも提案されました。
参加した大学3年の男子学生は「気象の情報は、まだ十分に活用されていないと思うので、新たなサービスを開発する担い手になりたいです」と話していました。
また、審査員の1人で、NHKで気象コーナーを担当する気象予報士の南利幸さんは「おもしろい内容で、気象のビッグデータをいかに活用するか参考になりました。こうしたアイデアを出していくことで、暮らしやすさにつながるような感じがしました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180120/K10011295231_1801200040_1801200501_01_02.jpg