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(リンク先に動画ニュースあり)

1月20日 6時35分
来月3日の節分を前に、栃木県日光市にある世界遺産の輪王寺で、豆まきに使う福升づくりが始まりました。

日光市の輪王寺では毎年、節分に本堂の裏手にある護摩堂で豆まきが行われます。

19日から豆まきに使う福升の準備が始まり、寺の大広間でホラ貝の音が響く中、山伏姿の僧侶たちが大きな盆に載せた福豆を運んだあと、剣をふりかざして邪気を払う儀式を行いました。

このあと、僧侶がパラパラと音を立てながら、福豆を1升入りの升に入れ、続いて、寺の職員が一緒にまくお札や福を呼ぶ小づちを入れました。準備は節分の朝まで続けられ、合わせて250個の福升が用意されることになっています。

輪王寺の職員の小池ひとみさんは「このところ悲しい暗いニュースも多いですが、より多くの皆様にたくさんの福を授かっていただけるよう思いを込めて準備しました。多くの方に来ていただきたいと思います」と話していました。