大雑把にまとめ

2016年12月、テレビ東京の「なんでも鑑定団」に
徳島県に住むラーメン屋の男性から「曽祖父が三好一族の末裔から譲り受けた」とする天目茶碗」が持ち込まれる

番組で有名な中島誠之助氏が鑑定した結果、
世界に3つしかない国宝の「曜変天目茶碗」の4つめだという鑑定結果が出て
2500万円の鑑定結果が出る

番組を見た曜変天目茶碗の再現に取り組んでいる陶芸家の長江氏から
「中国の建窯では最近現代塗料を用いた模造品の天目茶碗が多く作られている。
それを知らなかった番組の誤鑑定ではないか」というクレームがつく

番組側は否定。番組に出演したラーメン屋と知己の奈良大学の教授が
(数字・詳細データを一切外部に公表しない)”科学鑑定”を行い長江氏が疑っているような
茶碗に使われている塗料の成分は検出されなかった、とマスコミ向けに発表し、クレームを一蹴する

その後も疑義を唱えていた長江氏は中国にわたり、実際に建窯に赴いて、
作品を作った中国人の女性陶芸家と面会し、女性がこの茶碗を2011年頃に作ったという証言を得る

それが各マスコミに取り上げられ、ニュースになった後、2chの芸スポのスレで
2015年2月15日にヤフオクにて落札されていた、
「中国宋代 建窯 曜変天目茶碗 供御銘 天目茶碗(鏡)」の記録が発掘される
http://aucview.aucfan.com/yahoo/u74551768/

このヤフオクで落とされていた茶碗の底(高台)にある傷、茶碗の模様などが、
番組に出品されていた茶碗と完璧に一致 >>1