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1月21日 6時50分
アメリカのペンス副大統領は、中東歴訪の最初の訪問国エジプトでシシ大統領と会談し、過激派組織IS=イスラミックステートをはじめとするテロ対策で連携を強化していくことを確認しました。

アメリカのペンス副大統領は、20日から23日までエジプト、ヨルダン、それにイスラエルの中東の3か国を歴訪する予定です。

ペンス副大統領は20日、エジプトに到着し、シシ大統領と会談しました。
エジプトでは去年11月、過激派組織IS=イスラミックステートの支部を名乗る武装グループによると見られるテロ事件で300人以上が死亡するなどテロが相次いでいて、ペンス副大統領は哀悼の意を示したうえで、「われわれはテロとの戦いでともにある」と述べ、ISをはじめとするテロ対策で連携を強化していくことを確認したと明らかにしました。

また、ペンス副大統領はアメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことについて、イスラム諸国の間で影響力を持つエジプトに理解を求めたものと見られます。

しかし、ペンス副大統領の訪問を前にヨルダンの首都アンマンでは抗議デモが行われていて、各地で抗議行動が相次ぐ可能性もあります。