このおっさん 普通に速いんだよなw

■別大マラソン 山中伸弥教授が初エントリー 来年2月
https://mainichi.jp/articles/20171108/k00/00e/050/309000c

大学ではラグビー部だった山中教授は20代に3度、マラソンに出場。
その後は走ることから遠ざかっていたが、2011年に大阪マラソンが誕生したのを機に「40代最後の記念に」と再開し、各地のレースに参加してきた。
自己記録が4時間を切ると目標を別府大分出場に置き、今年2月の京都マラソンで自己ベストの3時間27分45秒を出し、参加条件を満たした。

研究や講演、毎月の海外出張など多忙な日々だが、普段は昼休みに京都の鴨川沿い、休日には大阪城公園付近を走り、月間走行距離は200〜250キロ。
出張には愛用のランニングシューズを必ず持参する。
「研究は長く努力してもなかなか成果が出ないが、マラソンも同じでひたすら走る努力が必要。でも、報われることも多い。それが研究の励みにもなる」と熱く語る。

研究費用を集めることも走る理由の一つ。
研究に携わる人の多くが有期雇用で、継続採用には資金が必要なためだ。
山中教授はマラソン完走を通じてインターネットで資金募集を呼び掛ける「クラウドファンディング」で寄付を募ってきたが、今回は「一ランナーとして挑戦したい」と募金は行わないという。

最近は年齢的衰えも感じるが、逆に記録は20代より伸びている。
山中教授は「まだ下り坂じゃないと悪あがきする部分もある。
病気で闘う人にもたくさん支援してもらっており、(自分自身が)進歩を見せたい」と意気込んでいる。