【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は23日、北東部の江原道で開かれる平昌冬季五輪(2月9日開幕)について、北朝鮮の参加に話題が集中していることなどを指摘する野党などの一部が「平壌五輪」と表現することを批判し、平昌五輪が「平和五輪」になるよう与野党と国民が力を合わせるべきと呼びかけた。


 青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は会見で、「平壌五輪」というレッテルを貼るのは理解できないとし、「2014年の仁川アジア大会にも北の選手団が参加し、北の高官級代表団が競技を観戦したが、誰も平壌アジア大会とは呼ばなかった」と指摘した。

 また平昌五輪の開催を成功させるためには、国民皆が力を合わせなければならないとし、平昌五輪が違いや差別を越え、平和五輪になるよう心と知恵を集めてほしいと呼びかけた。

 朴報道官はまた「わずか1カ月前までも朝鮮半島には一触即発の緊張が漂っており、五輪の成功どころかまともに開催できるのかという懸念も大きかった」とし、「文在寅(ムン・ジェイン)政権の対話による朝鮮半島の危機解消の努力は北の五輪参加につながり、平昌五輪は朝鮮半島の平和を越え、北東アジアや世界の平和を引き寄せる呼び水になると確信する。だから平昌五輪は平和五輪」と強調した。

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