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1月27日 4時47分
厳しい冷え込みで暖房用の電力需要が増えて、東京電力は電力の需給状況が連日、厳しくなっていましたが、27日と28日については多くの企業などが休みになって需要が減るため、安定的な供給力を確保できる見通しだとしています。

東京電力の管内では、関東地方で大雪となった今月22日から暖房用の需要が増えて、26日まで4日連続でほかの電力会社から電力の融通を受けるなど、需給が厳しい日が続きました。

しかし、27日と28日の土日については、多くの企業や工場などが休みになって需要が減少するため、東京電力は安定的な供給力が確保できる見通しだとしています。

一方で、週明けの29日の月曜日については、需要のピークが予想される午前9時から10時までの時間帯に、供給力に対する需要の割合を示す「使用率」が93%と、需給がやや厳しくなると見込んでいます。

ただ、予想よりも気温が低下すれば、再び需給状況が厳しくなるおそれもあるとして、東京電力は引き続き、気温の推移などを注視していくとしています。