安倍首相、挑発に乗らず=ファシズム類似と野党批判
1/26(金) 17:40配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000112-jij-pol

 26日の参院本会議の代表質問で民進党の藤田幸久氏が、安倍晋三首相の政治手法をファシズムに重ね合わせて批判した。

 答弁ミスを誘う意図もあったとみられるが、首相は「不勉強で存じ上げない」などと淡々と答え、挑発には乗らなかった。

 藤田氏はナチス・ドイツのヒトラーが民意を得たとの口実作りに選挙を利用したとし、昨年の衆院選について「参考にしたのか」とあおった。

 昨年7月の東京都議選での「こんな人たちに負けるわけにいかない」との首相発言や、「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設した改正組織犯罪処罰法なども、政治学者が指摘するファシズムの初期兆候に似ていると語った。

 これに対し、首相は「ファシズムの政治手法についてつまびらかではなく、比較して答えることはできない」などと述べるにとどめた。