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1月27日 15時15分
河野外務大臣は、就任後初めて中国を訪問し日中外相会談などに臨むため、27日午後、北京に向けて出発しました。一連の会談を通じて両国の関係改善を進め、日中韓3か国の首脳会談の早期開催や首脳間の相互往来の実現に弾みをつけたい考えです。

河野外務大臣は、就任後初めて中国 北京を訪問するため、27日午後2時半ごろ、羽田空港を出発しました。河野大臣は28日、王毅外相と日中外相会談を行うほか、李克強首相など中国の要人との会談を調整しています。

去年11月に日中の両首脳が「日中関係の新たなスタート」とすることで一致したことから、河野大臣は、今回の一連の会談で、両国の関係改善を着実に進めていくことを確認したい考えです。

そして、日本でことし春ごろの開催を目指す日中韓3か国の首脳会談のほか、その後の安倍総理大臣の中国訪問と習近平国家主席の早期来日の実現に弾みをつけたいとしています。

さらに、北朝鮮による制裁逃れの阻止に向けた協力を要請するほか、中国海軍の潜水艦が沖縄県の尖閣諸島沖の接続水域を航行したことを踏まえて、再発防止とともに、偶発的な衝突を避けるための「連絡メカニズム」の早期の運用開始についても意見を交わすことにしています。

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