希少な魚の保護活動 未来遺産に

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180128/5050001633.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

絶滅が危惧されている魚を守る活動を行っている沖永良部島の団体の取り組みが、
日本ユネスコ連盟が地域の文化や自然を守る団体を支援する「プロジェクト未来遺産」に登録されました。
日本ユネスコ連盟によりますと県内の団体の登録は初めてだということです。

「プロジェクト未来遺産」は、地域に根ざした文化や自然を守る活動にあたる団体を支援しようと
日本ユネスコ連盟が登録するもので、このほど知名町瀬利覚地区の住民でつくるNPO
「ファングル塾」の取り組みが登録されました。

「ファングル塾」では4年前から、国内では沖永良部島と沖縄にだけ生息し、
地元では「トウギョ」と呼ばれている絶滅危惧種の魚「タイワンキンギョ」の保全に取り組んでいます。

日本ユネスコ連盟は、住民と地元の子どもたちが一緒になって繁殖や外来種の駆除を行うなど、
地域の環境や文化の継承に取り組んでいるとして活動を評価しています。
これまでに全国で66の活動が登録されていますが、県内の団体の活動の登録は初めてだということです。

「ファングル塾」の朝戸武勝代表は
「小さな地域の取り組みが未来遺産に登録され、励みになります。
未来の子どもたちのために、地元の自然を残していきたい」
と話していました。

01/28 11:56